2012年4月アーカイブ

タイフェスティバルin日本

タイへようこそ.jpg日本はゴールデンウィークに入り、バンコク都心でも日本からの観光客を多く見かけるようになりました。昨年の洪水の影響で一時は減った日本からの旅行者が、この4月から再び復調しているようです。

NNAより

日本旅行業協会(JATA)によると、4~6月のタイ行きパッケージツアーの予約状況は、4月上旬時点で前年同期の実績を超えている。1~3月は昨年の洪水の影響で前年割れが続いていた。

バンコク大人の隠れ家

今宵の乾杯はどちらで.jpg月末の週末がやってきましたが、さて今晩はどこに繰り出しましょうか。バンコク夜遊びスポットは、次から次へとお店がオープンして話題になっては、また別の店に人が流れと常に進化していますが、私くらいの年齢になると、定番の行き着けのお店が欲しいもの。

大人になると、「ねえねえ、どこそこで○○のオーナーがお店出したらしいよ」と言うよりも、「じゃ、今夜もあそこで」とお気に入りのお店でまったりするのが定番。まあ、それだけ腰が重くなったと言えばそうなんですが、雰囲気があって長居できて、そしてお酒が美味しい、今日はそんな「大人向け隠れ家」を紹介したいと思います。

激しい猛暑

上昇する一方.jpgタイは3月から4月に掛けて1年で最も暑い時期となりますが、ここ数週間の暑さは半端ありません。郊外にある我が家は自然が多く、都心のヒートアイランド現象圏外ではありますが、日中は冷房無しではとても過ごせません。できるだけ朝早い時間に洗濯物干しなどを済ましてはいますが、外の空気は大げさでなく「呼吸が苦しい」レベル。陽射しが強く、吹く風は熱風、洗濯物は1時間もあれば乾き、朝夕の庭の水遣りもあっという間に大気に吸い取られてしまうほどです。

今年の暑さは尋常でなく、ニュースや新聞でもトップニュースは「酷暑」関連。私自身何度もタイの暑期は経験してきましたが、これほどの暑さは初めてです。

Terminal 21 @Asoke その1

Terminal21外観.jpg昨年10月にオープンしたBTSアソーク駅、MRTスクンビット駅直結のデパート「Terminal21」。オフィスビルやホテルが立ち並び、外国からの観光客や日本人居住者も多いエリアにできたこちら、今までにない面白さがタイ人にも外国人にも非常に人気となっています。

日本人御用達のエンポリアム、パラゴンが高島屋だとしたら、Terminal21はLUMINE。小さいお店がごちゃごちゃと迷宮のように続く中を、ちょっと暇つぶしのつもりで歩いていたら、価格の安さにつられていつの間にか両手にショッピングバッグがいくつも、なんてことに。

明け方も混むスワナプーム.jpg2006年にオープンしたスワナプーム国際空港ですが、今年になって混雑状況悪化を伝えるニュースが相次いでいます。確かに今年2月に利用したとき、早朝の便だったにも関わらず、チェックインカウンターに始まり、出国ゲートもパスポートチェックもものすごい人で、お茶する間も免税店を覗く間もなく搭乗ゲートに直行でした。

ニュースで取り上げらる以前から、在タイの日本人の間では「最近のスワナプームはやたらと混んでて待つよ」との情報が回っており、これまでの常識「空港到着は離陸時間の2時間前」を更に1時間、人によっては2時間前倒ししているようです。

最低賃金引き上げ後の影響

300Baht.jpg4月1日にバンコクと周辺6県で実施された、最低賃金1日300バーツへの引き上げ。来年には全国的に実施されるこの政策は、もともとは国民の生活を豊かにする目的のものですが、入ってくるのは物価上昇の懸念や中小企業倒産の不安、失業率上昇など経済的にマイナスのものばかり。

今回の賃上げは、地域によっては一気に4割アップというところもあり、経済への打撃はどうしたって起こりうるのは政府も計算済みではあるのでしょうが、本当に国民のため、そして国のための政策なのでしょうか。

エアポートリンクの頑張り

がんばれエアポートリンク!.jpg2010年8月23日に開通した、スワナプーム国際空港とバンコク都心部をの中心部を結ぶ高速鉄道、エアポートリンク。タイを訪れる外国からの観光客の足として、またバンコク郊外に住む市民の足として、大きな期待とともに運行がスタートしましたが、スワナプーム空港オープン直後の頃のように、次から次へと問題が沸き起こり、経営は大赤字だそうです。

車両も駅も先鋭的なのに、それを取り巻くサービスや利便性に問題があり、運営するタイ国鉄も試行錯誤を続けています。

インラック首相再び訪日中

3月初旬に日本への初の公式訪問をしたばかりのインラック首相ですが、現在再び来日中です。期間は20から今日23日まで、東京で開かれるメコン地域諸国首脳会議への出席などが主な目的でしたが、この会議はどのような内容なのでしょうか。

YOMIURI ONLINEより

日本と東南アジアのメコン川流域5か国による首脳会議が21日午前、東京・元赤坂の迎賓館で開かれ、野田首相は5か国に、2013年度から3年間で約6000億円の政府開発援助(ODA)を実施することを表明した。

IKEA

とにかくでかいIKEAバンコク.jpg日本の友人たちが「週末はIKEAで家族揃ってお買い物」した様子をSNSサイトで見るたびに、いいないいなと思っていましたが、昨年タイにもようやくIKEAがやってきました。タイではもともとIKEAの商品を生産する工場があったそうですが、やっと国内での販売が始まり、在タイ日本人の間でも話題となっています。

大型店のためでしょうが、バンコクも日本国内と同じく郊外に店舗があります。場所はバンナー。空港に近いエリアですが、現在MEGAバンナーという大型ショッピングモールが完成間近、その目玉となるIKEAが一足先にオープンした形となります。

最低賃金引き上げの影響

4月1日より、タイの政府は最低賃金を1日300バーツに引き上げました。これは、政府が選挙時から掲げていた公約。昨年の洪水の影響を考慮し、当初の予定より3ヶ月遅れの実施。また全国的に一気に引き上げるのではなく、バンコクと周辺6県からのスタートとなりましたが、中小企業からは強い反発が、またタイ中央銀行もインフレを引き起こすのではないかと懸念を表明しています。

政府は最低賃金の底上げを行うことで、タイの経済を活性化させようと目論見があるのでしょうが、実際のところはどうなのでしょうか。

タイ発三菱ミラージュ

ニックンとミラージュ.jpgここ3年ほどで、小型自動車の市場が急激に拡大したタイ。TOYOTAのYaris(日本名Vitz)に始まり、Mazda2(日本名Demio)、HONDAからはJazzとBrio、Suzuki Swift、そして最近最もよく見かけるのがNISSANのMarch。我が家のある集合住宅街でも、15台はあるのではないでしょうか。Marchが人気の理由は燃費の良さにありますが、MITSUBISHIからも満を持して低燃費ミラージュが発売となりました。

ほかの小型車が、キーカラーとして黄緑を出しているのに対し、ミラージュは黄色。タイ人でありながら、韓国の人気アイドルグループに属するニックンが出演するCMや広告がメディアに溢れてきています。

水掛祭りの様子

Songkran1.jpg3日間に及ぶ水の宴、タイ政府は今日16日までを休日に定めましたが、シーロムなどで行われていた派手な水掛祭りは昨晩8時で終了した模様です。毎年、タイ正月のこの期間は交通安全週間となりますが、今日はUターンラッシュで再び我が家近辺の幹線道路の交通量が増してきました。

バンコク週報WEB版より

警察当局は4月11日、ソンクラン(タイ正月)休暇の交通事故減少を目的とした1週間の交通安全キャンペーン「7日間、77都県、セーフティー・ソンクラン2012」を開始した。

ソンクラーン2日目

正統派.jpgソンクラーンの水掛祭り解禁2日目。テレビのニュースからは一部壮絶な水遊びの様子が流れています。カオサンやシーロムは水遊びというより水合戦、それも激しい戦い。現場にいる友人から「出てきなよ~、遊ぼうよ~」とお誘いのメッセージを頂きつつ、勇気が出ないでおります。

母になる前は私も水鉄砲を持って参戦したものですが、このお祭りは中に入ってしまえば楽しい。一年で一番暑いこの時期、最高気温は35度をゆうに超え、体感温度は40度位。ですから、外で水浴びは本当は実に気持ちよいものです。

スマトラ沖での地震

津波が大きかった2004年.jpg昨日13日からタイ正月ソンクラーンに入ったタイですが、直前11日夕方にスマトラ沖で大きな地震が発生しました。在タイの企業ではすでに連休に入っているところもあり、バカンスに出てる人も多く、私の友人は南部プーケットに飛行機が着陸直前に地震が起き、パニックに近い状態だったそうです。

今回の地震はでは、2004年の地震と違い津波による直接被害はありませんでしたが、震源から近いインドネシアではショックで命を落とした方がいたり、バンコクのオフィスビル上層階でも揺れを感じました。

タイと韓国の関係

Korean Wave Poster.jpg先週の土曜日4月7日、韓国の人気歌手グループ総勢20組が出演する「Korean Music Wave」が、ラチャマンカラ競技場で行われました。4日経過した今日も依然興奮冷めやらず、朝晩のエンタメニュースでその模様が伝えられています。

タイ人でありながらK-POP界のアイドルとなったニックンがいる2PM、現在メンバー2人となった東方神起、セクシーな女の子5人組KARAなど、蒼々たるメンバーによる4時間にも及ぶ屋外コンサート。当日会場前の高架線を車で走っていたのですが、レーザービームが飛び交い、上の方の座席までプラカートを持っているファンが見えました。

ソンクラーン間近

もうすぐソンクラーン.jpg4連休明けの今日、一度平常モードに入ったタイですが、金曜からは再び4連休。タイ正月ソンクラーンがやってきます。テレビのニュースでは、昨日執り行われた王室のお葬式の流れで黒い服装を着たアナウンサーが、昨年の水掛祭りの映像を流しながら、各地で行われるソンクラーンフェスティバルを紹介しています。

一年で一番暑いこの時期、思えば過去数年純粋にお正月を祝うムードから離れていました。7年ほど前から、当時の首相タクシン氏を巡り国民が分裂をはじめ、この時期に合わせるかのように集会、デモ、騒乱などが勃発していました。そのたびに、空港が閉鎖、ショッピングエリアが封鎖、挙句の果てには夜間外出禁止令発令など、一般市民、そしてこの時期目掛けて来る観光客がとばっちりを受けてきました。

マラリア

前回のブログ(http://www.thaiworker.net/cat593/rabies.html)で、タイで掛かりうる感染症のひとつとして「狂犬病」を取り上げました。日本では撲滅されていますが、発症したら致死率100%の恐ろしい病気です。

タイにはほかにも感染症があります。昨年バンコクにまで及んだ洪水時にはコレラ、チフス、破傷風などへの注意が喚起されましたし、それ以前は豚インフルエンザ、鳥インフルエンザなどもありました。

狂犬病

無視が原則です.jpg週末久しぶりに会ったタイ人の女性、片腕が上腕から肘に掛けて数箇所に大きなバンドエードが貼られていました。どうしたの?と道路で転んだのかと思って聞いたら、返ってきた答えは「犬に噛まれた」。

夜いつも通る道を歩いていていきなり野良犬に襲われたのだそう。激しく抵抗したため、犬が興奮して本気で噛まれたそうですが、その後家に入ってしばらくすると発熱。急いで旦那さんと病院に行き、ぎりぎりのところで狂犬病を回避できたとか。

私自身は日本からタイに引っ越す前に、狂犬病の予防接種を受けてきましたが、彼女曰く「予防接種は効かない」らしい。狂犬病は、予防よりも噛まれたらすぐに病院に行くこと、の方が大事なのだそうです。

今週来週と、2週連続でタイは週末を挟む4連休、これをタイのゴールデンウィークと称してまずは前半を前回のブログ(http://www.thaiworker.net/cat593/goldenweek-thai-1.html)で紹介しましたが、本日その2日目。我が家も義母が早朝から地方に一泊旅行に出かけて行きました。

Newsclipウェブ版より

タイは6日が王朝記念日の祝日、9日が昨年7月に死去したペチャラット王女の火葬式による休日で、公的機関は4連休となる。

連休だ!.jpgタイは今日4月6日からお休みが連続します。子供は夏休み中だし、私は会社勤めしてないしで、あれ?今日祝日だったのねと朝気づいたのですが、カレンダーを見てみれば今日から再来週までお休みのオンパレード、まさしくタイのゴールデンウィークなんですね。

どうりで昨晩車が混んだこと。連休前は、ここぞとばかりに夜遊びに出かける人で都心は大混雑、また田舎に帰る人で都心から郊外に向かう道も車がぎっしり。またスワナプーム空港も、国内海外旅行に向かう人がすごかった上に、K-POPアイドルが大勢来タイとあり半端ない人だったようです。

坦々麺@スクンビット33/1

BBBBB.jpgタイ料理大好き、辛いのもこってりも毎日いける私ではございますが、時々日本の味が恋しくなります。カレーやとんかつ、オムライスなどは家で作れますし、本格的な和食が食べたければ日本人が板前を勤める都心のレストランに行けばいいこと。じゃ何が恋しいのか、それは「B級グルメ」。

コンビニで売っているようなマヨネーズたっぷりのサンドイッチ、これは少し前のブログ(http://www.thaiworker.net/cat591/thai-sandwich.html)書きましたが、今回私が無性に欲したのは「中華」。

先週末、タイ南部で発生した連続爆弾テロ。こちらのブログでも2回に渡ってお伝えしました。

http://www.thaiworker.net/cat592/hatjai-bomb-1.html

http://www.thaiworker.net/cat592/south-thai-bomb2.html

この事件に対して、在タイの日本大使館より、一斉緊急メールが配信されましたので添付したいと思います。

最低賃金引き上げ実施2

前回のブログ(http://www.thaiworker.net/cat592/raise-minimum-wage1.html)で4月1日より引き上げられた最低賃金について書きました。

インラック首相が選挙の際に公約していた「最低賃金引き上げ」ですが、目的は貧富格差の是正と景気の刺激。しかしながら、入ってくるニュースは経済活性よりも縮小寄りのものが多いように思います。また、賃金引き上げに伴い物価上昇を懸念する声もあり、実施はされたものの不安ばかりが先行しています。

最低賃金引き上げ実施1

インラック首相が公約していた「最低賃金の引き上げ」が4月1日より実施されました。

Newsclipウェブ版より

タイ政府は4月1日から、法定最低賃金を約40%引き上げた。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、バンコクの最低賃金はハノイ、ホーチミンの倍、北京に迫る水準となった。大幅な引き上げは消費拡大による景気刺激と貧富の差の是正が狙いだが、国際競争力の低下や物価上昇が懸念されている。

タイ南部での爆弾テロ2

厳戒警備.jpg31日にタイ深南部で発生した連続爆弾テロ。最初はヤラー県の繁華街で午前中2個の爆弾が爆発、その後少し離れた場所で1個爆発。いずれも車に仕掛けられた爆弾で、9人が亡くなり近辺の建物も大きな被害を受けました。

そして午後にはソンクラー県のホテルとデパートが併設した建物で爆発が発生。日曜日の商業施設とあり、5人の方が命を落とし400人以上が負傷しました。タイからの独立を目指す、イスラム過激派によるテロと断定され捜査が続けられています。

タイ南部での爆弾テロ1

爆発の写真1.jpg私は普段日本語ニュースを、ポータルサイトやニュースサイトなどで読んでいるのですが、常々感じていること、それは「海外のニュースの取り扱いが小さい」ということです。日本のサイトですから、国内のニュースメインなのはわかりますが、タイのニュース番組、新聞紙のサイト、それからCNNなどに比べるとどうしても国際ニュースの割合が低いように思います。

ですから、日本のサイトで「タイのニュース」が取り上げられるのはよっぽどのこと。最近ではインラック首相訪日関連がありましたが、先週末土曜日にトピックスのトップにタイのニュースが載りました。それが、表題の「タイ南部での爆弾テロ」でした。